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DeNAじゃなければ…?他球団なら主力となれそうな選手6人。貴重な戦力となり得る実力者は?

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DeNAじゃなければ…?他球団なら主力となれそうな選手6人。貴重な戦力となり得る実力者は?(C)ベースボールチャンネル

 
 しかし、右肩の故障も影響し、ドラフト8位という順位で横浜DeNAベイスターズの一員になった。
 
 ファームで高打率を残した楠本は、ルーキーイヤーから一軍の試合に出場。主に代走や守備固めで出場したが、打撃では苦しいシーズンを長く過ごしていた。
 
 それでも、2022年は外国人選手にけがが相次いだうえ、楠本のバッティングも大きく向上。開幕スタメンも勝ち取り、同年は自己最多の94試合に出場で打率.252、6本塁打、26打点をマークした。
 
 今季も、4月4日の阪神タイガース戦で逆転打を放つなど、主に代打として勝負強さを見せている。さらなるアピールを見せ、レギュラーの座を勝ち取りたいところだ。

中川虎大


・投打:右投右打
・身長/体重:178cm/85kg
・生年月日:1999年10月2日
・経歴:箕島高
・ドラフト:2017年育成選手ドラフト1位
 
 ファームで個人タイトルを獲得した経験がある中川虎大。力強いストレートを持ち、他球団ではより多くの登板を見込めた可能性がある。
 
 中川は古豪・箕島高で背番号「1」を背負い、右の本格派投手として活躍。3年夏は制球面の不安が露呈してエースナンバーを譲ったが、育成選手ドラフト1位で横浜DeNAベイスターズから指名を受けた。
 

 
 高卒2年目の7月に支配下契約を勝ち取ると、同年はファームで20試合登板し、11勝3敗、防御率2.25をマーク。イースタン・リーグの最多勝と最優秀防御率を獲得した。さらに一軍デビューも果たすなど、飛躍の足掛かりを掴んだ。
 
 しかし、その後は毎年一軍で姿を見せているものの、与四球が多く、制球面での課題が解決されていない。一軍での登板数も、5年間で30試合にとどまっている。
 
 今季でプロ7年目を迎える中川。同学年の徳山壮磨が一軍で奮闘しているだけに、なんとか食らいついていきたい。

益子京右


・投打:右投右打
・身長/体重:176cm/86kg
・生年月日:2000年12月27日
・経歴:青藍泰斗高
・ドラフト:2018年ドラフト5位
 
 ライバルが多いだけに、出場機会を得られそうにない選手が益子京右である。
 
 青藍泰斗高では「高校生ナンバーワン捕手」と呼ばれ、強肩強打を武器に活躍。高校通算23本塁打を放った実績を引っ提げ、ドラフト5位で横浜DeNAベイスターズに入団した。
 

 
 プロ入り後2年間はファームで過ごしたが、高卒3年目の10月に一軍初出場を果たすと、プロ初安打に加えて好リードで中日ドラゴンズをシャットアウト。正捕手争いに名乗り出たかに思われた。
 
 しかし、その後も一軍定着とはならなかった。昨季までのプロ5年間で、一軍出場はわずか2試合。また、ファームでもプロ入り後の最高打率が.248という数字に終わっている。
 
 捕手のポジションには山本祐大や伊藤光に加え、松尾汐恩などの有望株も控えている。よほどの成績を残さない限り、益子の出る幕はない状況だ。

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【了】

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