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自民党“目クソ鼻クソ”5番勝負【岸田総理VS茂木幹事長】肉声キャッチ「総理は信用できない」

アサ芸Biz

 とこぼしている。一方の岸田総理も周辺に、昨年から講演などで、経済政策や学校給食の無償化について総理を差し置いて発信する茂木幹事長のことを、

「この国は総理大臣が2人いるみてえだなあ」

 と不快感を露わに。さらに予算案の一件を指して、

「茂木は俺を追い落とそうとしている」

 とまで語っているというのだ。

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 対立は裏金処分問題にも波及した、と語るのは、ジャーナリストの山村明義氏である。当初、処分内容の調整を行っていたのは茂木幹事長だったが、

塩谷立議員(74)に除名処分を出す、という腹案があったのですが、森喜朗元総理(86)にお伺いを立てたところ、それは却下された。そこで岸田総理が横から出てきて、塩谷議員の『離党勧告処分』を決めたのです」

 一般社会でいえば、除名処分は「クビ」で、離党勧告は「辞職」と、ニュアンスに大きな差が出てくる。岸田総理は幹事長の仕事を最後にかっさらって、手柄だけ自分のものにしようとした、とも取れるのだ。とはいえ、茂木幹事長もただやられっぱなしなわけではない。青山氏が言う。

「処分対象を不記載額500万円以上で線引きしたのは、茂木幹事長。有り体に言えば、若手議員を取り込む一策です。最近は夕方になると早々に党本部を出て、安倍派などの若手議員と飲みに出たりと、多数派工作に腐心しています。完全に『総裁選シフト』を敷いていますね」

 仁義なき党内バトルの勝者は、今秋の総裁選で明らかになるのか––。

(つづく)

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