ここからは推測になるが、おそらく『ローストビーフバーガー』は価格ありきで開発されたハンバーガーなのではなかろうか? 具材的にはその価値があるかもしれないが、バランスなどを総合的に考えると、自分がもう1度食べるかは微妙なところだ。
ただし、2000円超えの高級ハンバーガーが誕生したという事実はポジティブに捉えたい。上の価格帯で選択肢が増えることを歓迎する人もきっといるハズで、そういう方たちにはジャンジャン経済を回していただこう。
またウェンディーズ ・ファーストキッチンは「日本を訪れる外国人観光客の皆さまにもぜひお楽しみいただきたいと考えております」と発表している。
つまり『ローストビーフバーガー』は「インバウンドバーガー」の側面もあるというワケ。この流れが他社に波及するかは不明だが、ウェンディーズ ・ファーストキッチンがその火ぶたを切ったことだけは確かだ。
というわけで『ローストビーフバーガー』は「ウェンディーズ ・ファーストキッチンの戦略的なメニュー」と結論付けたい。満足度はともかく素材的には価格分の価値があるのではないだろうか。
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参照元:ウェンディーズ ・ファーストキッチン
執筆:P.K.サンジュン
Photo:Rocketnews24.