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クリーンナチュラルの新星アレックス・ピッツ氏&マーティン・ウィンターズ氏来日

ワイン王国

『バッカルース ジンファンデル ロゼ クレメンツ・ヒルズ 2021年』
1940年代に植樹された自根ブドウで、土壌は風化した花崗岩。赤ワイン用のブドウより早めに収穫したダイレクトプレスによるロゼは、軽快かつ深い味わい

『レッド・テーブル・ワイン カリフォルニア 2021年』
コンセプトは「平日に飲めるカジュアルな赤ワイン」。グルナッシュに少量のジンファンデルとカベルネ・ソーヴィニヨンをブレンドしたタイプ。ボディは軽めでタンニンはソフト

『ジンファンデル スタンピード クレメンツ・ヒルズ 2022年』
ジンファンデル ロゼと同じブドウを使用。「リッジ・ヴィンヤーズ」の造りにインスパイアされた自慢のアイテム。古樹のジンファンデルを上手に使い分けた、カリフォルニアらしいエレガントでバランスの取れたワイン

『カベルネ・ソーヴィニヨン ガラ・マウンテン ナパ・ヴァレー 2020年』
標高300メートルの斜面に1992年に植樹されたブドウ。ビオディナミによる栽培はすべて手作業。高額なカリフォルニアのカベルネ・ソーヴィニヨンに対抗できるだけの実力を備えたコスパの高いワイン


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「シュナン・ブランは50年前のナパで最も多く栽培されていた」とピッツ氏。豊かな果実味と凝縮感があり、綺麗な酸味が口中にひろがる揚げ物の脂分を洗い流してくれる印象

「古樹を介してワインからテロワールを感じる。古樹はあたかもレンズの役目と同じ」と語るピッツ&ウィンターズ両氏。1940年代の自根のジンファンデルから造られたロゼと赤ワインはブドウ品種本来の旨味と個性を反映

エチケットの出典は『The Wine Press & The Cellar』で、ローマ神話の自由の女神“リーベルタース”と、カリフォルニアのシンボル“ハイイログマ”が乾杯をしているユニークな絵柄。供出されたワインの中で唯一のブレンドタイプ『レッド・テーブル・ワイン』は、魚介の揚げ物にも寄り添うフレンドリーな味わい

鰻には山椒、サルサにはキュウリを使用。豊かな果実味と緻密なタンニンをまとったカベルネ・ソーヴィニヨンで、スパイスの風味やグリーンな要素もあるため、視覚・味覚両面から納得のペアリング

text & photographs by Fumiko AOKI

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