28日には遺族側の代理人弁護士も会見を行い、パワハラには少なくとも少なくとも宙組の幹部上級生4人、宙組上級生は3人、劇団プロデューサー2名、演出担当者1名の合計10名がパワハラに関与していると発表している。
合意書は締結したものの、遺族への謝罪について違和感を唱える声はあとをたたない。
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「劇団を運営する阪急阪神ホールディングスの会長らは遺族に直接対面して謝罪をしましたが、当事者であるパワハラ加害者からの謝罪は手紙形式で行われたそうです。しかも10名全員出したわけではなく28日の会見時点では4名が未提出だったといいます。こうした状況下で活動を再開することに嫌悪感を感じるファンも少なくありません」(前出・社会部記者)
会見で遺族側の代理人弁護士は、未提出の4名のうち、1人については追って提出があるものとしていたが、残りの3名については「他の方々はそういう話はないので、出ないものだというふうに私どもは理解しております」と説明している。
果たして残る4名から、その後遺族への謝罪はなされたのか。そこで、本誌が遺族側の代理弁護人に問い合わせたところ、「従前からお伝えしているとおり、個別取材には応じておりませ」とした上で、提出が遅れるとしていた1名については「手紙は送られてきました」という回答が。
しかし、残る3名についての回答は得られなかった。