top_line

「エンタメウィーク」サービス終了のお知らせ

【異世界】東京の安宿街にある「エコノミーホテル ほていや」に泊まってみた結果 → 衝撃的な光景の連続だった

ロケットニュース24

節電のためにライトをオフにしているのか、もしくは消灯時間? 試しに階下の宿泊フロアもチェックしてみたところ……

明るい!

しかもポップな絵画まで飾ってあってオシャレ。さっき見た廊下とは様子が結構違うぞ。まあ、各階でムードは多少違っていたほうが面白いかも。これも格安ホテルの醍醐味というやつなのだろうか。

・味わい深いマイルーム

ようやく自室まで辿り着き、さっそく入室してみると……

3畳ほどのスペースに簡素なベッド、テレビ&でかい冷蔵庫が設置されていた。想像していた以上に狭いが、ただ寝るだけなので問題なし。

広告の後にも続きます

靴のままズカズカと入れるのも気楽でいい。ただ、室内にトイレ・バスは備わっていないため、廊下にあるものを他の宿泊者と共同で使うことになる。

歩き疲れたのでベッドに腰かけてみたら……なかなか硬くてビックリ。マットレスはかなり使い古されていて、弾力性がほぼ皆無といっていいレベル。

枕もビーズがぎっしりと詰まった感じでガッチガチに硬い。柔らかめ、硬めは好みが分かれると思うが、筆者にはあまり合わなかったようだ。

窓を開けてみても景色は広がらず、隣の建物の外壁が目前に見えるだけ。手を伸ばせば届きそうなくらい距離が近くてインパクト大。

さらに部屋の中を物色してみたところ、ずいぶん年代物のエアコンを発見。木目調のミニテーブルかと思っていたが、よーく見てみると旧式のエアコンだった。

ぱっと見ただけでは使い方が全然わからないほどレトロ。結局電源は入れずに鑑賞インテリアとして楽しんだ。

・浴室とシャワールームへ

そろそろひとっ風呂浴びに行こう。1階の貼り紙コーナーをさらに奥へ進むと浴室がある。しかし……筆者のチェックインした時刻が遅かったため、浴室の利用時間をオーバーしてしまっていた。つまるところ、もう入れない。

……やっちまった。案内によると利用時間は「16時30分から21時まで」とのこと。ってことは、翌朝も入ることができない。レポートできず誠に残念だが、今回は24時間利用可能なシャワールームであたたまろう。 

シャワールームは浴室のすぐ近く。中にはシャンプー・ボディーソープ・ドライヤーがある。2部屋だけだが、いつでも使えるのはマジでありがたい。

ちなみにタオルや館内着などのアメニティは有料。館内に貼ってあるレンタル料金表によれば、タオルは大きさに応じて50〜100円、館内着は100円とのこと。

ただし、タオル(小)は1回だけ無料でレンタル可能だ。実際にレンタルしてみたところ、サイズはフェイスタオルくらい。体を拭くには問題ない大きさだと思う。

どうやら歯ブラシについては貸し出していない様子。必要な場合は近くのスーパーへ買い出しに行くのもいいだろう。

・無料ドリンクサーバー

シャワーを浴び終えて自室へ戻る途中、洗面所で無料ドリンクサーバーを発見。薄暗い空間でボウッと光るマシンがどこか幻想的だった。ちょうど喉が渇いていたし、寝る前に飲んでいこうか。

ラインナップは煎茶・玄米茶・水の3種類。それぞれアイスかホットかで選べるぞ。共用グラスが牛乳瓶っぽくてユニーク。ゴクっと喉を潤して今夜は就寝。

いざベッドに入って寝ようとしたら……隣の部屋の生活音やイビキが結構聞こえてうまく寝つけなかった。どうも部屋の壁は薄い様子。個室といえど耳栓は念のため持参したほうがいいかもしれない。

朝のチェックアウトは、鍵をエレベーター前の箱に入れるだけで完了。

まるで異世界のような側面も持ち合わせる「エコノミーホテル ほていや」。なかなか見どころがあって面白かった。読者のみなさんも興味があれば、ぜひ1度宿泊してみてはいかがだろうか。

・今回ご紹介した施設の詳細データ

名称 エコノミーホテル ほていや
住所 東京都台東区日本堤1-23-9

執筆:古沢崇道
Photo:RocketNews24.

  • 1
  • 2
 
   

ランキング

ジャンル