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通用する?しない?…MLBで観たかった現役スター6人。メジャーリーグに挑戦していたら…

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通用する?しない?…MLBで観たかった現役スター6人。メジャーリーグに挑戦していたら…(C)ベースボールチャンネル

 
 これまで6度の本塁打王、4度の最多打点王、7度のベストナインに輝いており、史上最高クラスのスラッガーである。
 
 2011年に自身3度目の本塁打王を獲得したが、2011年に導入された「統一球」の影響でボールが以前より飛ばなくなる時期があった。パ・リーグで中村以外に20本塁打を超えた選手は1人(松田宣浩の25本)だけの状況をものともせず、2009年のキャリアハイと同じ48本を放った。
 
 38歳で迎えた22年、8月19日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦で、450本塁打に到達。23年も前年を上回る17本塁打を放つなど、持ち前の長打力は健在だ。
 
 史上最高クラスのホームランバッターがもしメジャーに行っていたら、一体どれだけのアーチを描けたのか、プロ野球ファンとしては興味をそそられるところではないだろうか。

則本昂大(東北楽天ゴールデンイーグルス)


 
 滋賀・八幡商、三重中京大を経て2012年ドラフト2位で楽天に入団。ともにメジャーの舞台で活躍した岩隈久志、田中将大に続いて、楽天のエースの系譜を継ぐ投手だ。2019年にFA権を行使し、“宣言残留”したことで、メジャー移籍の可能性は限りなく低い状態となっている。
 
 1年目から開幕投手に抜擢されるなど、入団時から高い期待を寄せられた則本。シーズンに入ってからも高いパフォーマンスを発揮し、ルーキーながら15勝を挙げ、新人王に選出。田中とともに球団史上初のリーグ優勝、日本一に大きく貢献した。
 

 
 その後は、6年連続2桁勝利勝利を挙げるなど、エースとして高いレベルで期待に応えていく。特に、奪三振能力には特筆すべきものがあり、最多奪三振タイトルを14年から5年連続で受賞。うち4度が200奪三振超えだった。また連続5回は、1989年にパ・リーグで同タイトルが制定されてからは初の快挙となっている(制定以前を含めると史上3人目)。
 
 2019、20年は右ひじ手術などの影響もあり2桁勝利を逃したものの、21年はチーム最多の11勝(5敗)を挙げて再びエースの座に君臨。24年からはクローザーに転向し、新たな活路を見出している。
 
 国際大会では「第1回WBSCプレミア12(2015年)」、「第4回ワールド・ベースボール・クラシック(2017年)」に出場。プレミア大会では、アメリカ戦で勝ち投手にもなった。
 
 楽天が誇る「ドクターK」がどこまでメジャーの打者相手に通用したのか、気になるファンも多いのではないだろうか。

 

 

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【了】

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