「インターネットのアルゴリズム」という言葉を聞いたことがあると思う。
めっちゃわかりやすく言うと、その人の興味や関心に合わせて、ネットに表示される情報が変わる……ということである。
その人の現在地、過去の検索履歴、SNSでの閲覧履歴に応じて、興味がありそうな話題を自動的に表示してくれる。
一見便利だけど、個人的にX(Twitter)のアルゴリズムで「めっちゃ怖いな」と思う体験をしたので紹介したい。
・美容クリニックの情報を検索したら…
我々、ネットニュースの記者とSNSは切っても切り離せない関係にある。ネットで情報を拾うことが多いからだ。
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きっかけは「自腹レボリューション」の記事を書くために「美容クリニック」や「美容医療」の情報を検索したことであった。
美容クリニックはネットで検索しても宣伝ばかりで情報がないので、生の声が知りたくてX(Twitter)で施術について検索していたのだ。
すると、情報は集まりはしたものの、なんだかXを開いてタイムラインを見るたびに荒んだ気持ちになっていくことに気づいた。
以前は猫ちゃんの画像や美味しいものの情報がバンバン流れてくる平和なタイムラインだったのだが……少し前まで見ていたXと、今のXはまるで別物なのだ。
フォローもしていないのに美容整形を繰り返すアカウントのツイートばかりが流れてくるようになっていたのである……。
・見ているもので表示される情報が変わる
美容クリニックの情報を見続けると、似たような情報が流れてくるようになっている。