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介護事業の現場「デジタル化・ICT導入で解決したいこと」…3位「経費の削減」、2位「労働環境の改善」、1位は?

J-CAST会社ウォッチ

医療介護福祉分野においてDX推進を支援するヘルステクノロジーは2024年3月22日に、介護関連事業の経営者・役員518人を対象にした、介護業界における経営に関する実態調査の結果を発表した。

「ICTが導入できている」施設 最多は「介護の記録をする介護ソフトの導入」

<介護事業の経営者らに聞いた…運営する「介護施設」10年間の存続「不安」62.7% 理由の3位「競合の増加」、2位「求人の応募者数が減少」、1位は?>の続きです。

調査では、運営する施設で、デジタル化やICT導入はできているかを質問した。「かなりできている」が9.2%、「ややできている」が35.9%で、合わせて45.1%がICT導入を行っている結果になった。

次の質問では、前問で「ICTが導入できている」と回答した人に、具体的な内容を質問した。

最多になったのが「介護の記録をする介護ソフトの導入」が57.5%。次いで、「ペーパーレス化への対応ソフトの導入」が56.7%、「データ共有場所のクラウド化」が43.3%という結果になった。


(ヘルステクノロジーの作成)

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また、具体的な取り組みを自由回答で聞くと、以下の声が集まったという。

・データをクラウドで共有してるので自分のiPhone、iPad、自宅、会社のPCからいつでも閲覧、入力できる。情報をデータで保存してるので紙媒体を極力減らせている(49歳)
・感染対策のシステム(33歳)
・AIを活用した、入浴や食事補助、認知症予防などの利用者サービス(38歳)
・ペッパーを導入した(39歳)

また、「デジタル化やICT導入によって、今後解決したい経営課題」についても質問した。その結果、最多は「サービスの質の向上」が59.7%。次いで「労働環境の改善」は58.7%、「経費の削減」が49.3%という結果になった。


(ヘルステクノロジーの作成)

なお、この調査はIDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー」を使って行われ、期間は2024年2月14日から20日までで、介護関連事業の経営者と役員518人を対象とした。

 
   

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