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英国人が見たサッカーU-23日本代表対U-23ウクライナ戦「珍しい(笑)」「荒木遼太郎は非常に…」「マリ戦に比べて…」

フットボールチャンネル

――ビルドアップはどうでしょうか?

「人数もかけているし、金曜日の試合に比べてスピードが上がったように見えるね」

――先ほどの山田楓喜のシュートは、ビルドアップからでしたね。

「そうだね。山田と染野(唯月)はクラブでもチームメイトなので、松木と荒木と同様に良いコンビになりそう」

●「金曜日と全然違う」

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――今度は右サイドからの崩しでした。関根大輝からパスを受けた荒木のシュートです。

「どんどん押し込んでいるね。得点はまだないけど、この前のマリ戦とA代表の北朝鮮戦で2分で先制点を奪ったあと、良い流れにならなかったので、良いことかもしれない!(笑)」

――ファウルになってしまいますが、前からのプレッシングへの意識は強いですね。

「そうだね。ウクライナに考える時間を与えていない」

――ただ、ウクライナの攻撃は縦に速いですね!

「結構ダイレクトだね。気をつけないといけない」

――そろそろ点が欲しい時間ですね?

「ハーフタイムの前にリードを奪ってほしい!」

――山田のFKは惜しい…

「スリッピーなピッチを生かしたかったね! 今夜のコンディションはキーパーにとって非常に難しいと思う」

――ハイプレスから素早くシュートを狙う形が今日の日本は多いですね。

「そうだね。金曜日と全然違います」

――GK小久保玲央ブライアン、ナイスキャッチです!

「小久保よくできました! 良い反応! けっこうポテンシャルありそうね」

●「内容はmuch better! 天候は最悪だけど」

――山田から染野へのパス、通ればビッグチャンスでした。

「ウクライナのDFはほっとしたね! ハーフタイムまであと5分…。ゴールをお願いします!」

――マリ戦よりもチャンスは作っていますが…まだ得点ゼロです。

「得点はまだないけど、内容はmuch better! 天候は最悪だけど(笑)」

――どの部分がマリ戦より良くなっていると思いますか?

「チーム全体の意識と距離感がよくなったから、主導権を握っているね」

――小久保素晴らしいセーブ! チームを救っていますね。

「良いセーブだったね! でも、特にこの雨の中でCKは少し怖い」

――前半アディショナルタイムです。

「じゃあ、後半2分で先制点しても良いかな!」

――前半は0-0でした。チームとして良くなっていると思いますが、選手個人で、印象的な活躍を見せた選手はいましたか?

「荒木は常に駆け引きしていて、藤田と松木も良いバランスがあったので、MFの3人は印象に残ったね」

――3人の関係は良かったですね。松木や藤田がボールを奪って荒木がシュートというシーンは2、3回ありましたね。

「そうだね。エネルギーが非常に良かったと思う」

●「『ヘディング』より『撃たれた』感じですね(笑)」

――日本は平河悠と細谷真大が後半からプレーします。

「楽しみにしています! 2人ともラストが上手いので頼みます!」

――マリ戦では平河は左でプレーしましたが、今日は右に入りました。

「どっちでもできるので武器になるね」

――決まった! 荒木のCK→関根のヘディング→佐藤でしたね。

「珍しいゴール(笑)。でも、やっと1点入って良かった」

――2分ではなかったけど、早い時間でしたね。

「『ヘディング』より『撃たれた』感じ(笑)」

――たしかに…

――平河のドリブルがありました。どんどん仕掛けてほしいですね。

「本当に良い選手だね! ドキドキさせる選手」

――ここまでは流れが変わっていないですね。

「変わっていないね。日本のインテンシティーは良い。ウクライナが保持するときのプレッシングもいいし、日本が攻撃するときも良いリズムです」

●「荒木遼太郎は非常に…」

――そして、日本は田中聡が入りますね。

「彼も最近、絶好調だね」

――荒木が下がりますね。荒木は2年ぶりの出場でしたが、どうでしたか?

「非常に良かった。ゴールが欲しかったけど、それ以外はナイスゲームでした!」

――シュートは5本くらい打ちましたね。

「積極的なプレーヤーだね」

――田中のアグレッシブなプレーがいいですね。湘南ベルマーレではアンカーですが、推進力もあります。

「流れをよく読めるし、判断力も技術も上手い選手だね」

――田中決めた!!! 佐藤がボールを失いかけましたが、素早く奪い返して田中につながりました。

「佐藤のプレッシングは素晴らしかった。フィニッシュも非常にハイクオリティだった。キーパーはノー・チャンス!」

●「大好きな選手! 常に積極的だね」

――松木と佐藤→植中朝日と小見洋太の交代ですね。

「日本は勢いを止めないね! ただ、久しぶりのピンチでした」

――そうですね。失点ゼロで終わりたいです。

「そうだね!」

――小見もアグレッシブですね!

「大好きな選手! 常に積極的だね」

――小見のシュートは外れました。

「惜しかったね! 少し力入れすぎた。小見っぽいけどね!」

――2-0で勝利しました。

「良かったです! 結果もパフォーマンスも良かったです」

――佐藤と田中がゴールを決めました。2人の試合全体のパフォーマンスはどうでしたか?

「佐藤は非常に良かったね。守備も攻撃もすごく努力していた。田中のプレー時間は少なかったが、自信を持ってプレーしていて、数字でも貢献ができました。金曜日のマリ戦は残念でしたが、このパフォーマンスはアジアカップの前に自信になると思う」

――ありがとうございました!

ショーン・キャロル
1985年イングランド生まれ。2009年に来日。「ニッポンとサッカー 英国人記者の取材録」の筆者。「Jリーグ Monthly」のレギュラー出演。高校サッカー、Jリーグ、日本代表など幅広く取材している。過去にはスカパーやNHK、J SportsなどのJリーグ番組出演も。

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