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ベストセラー小説を映画化。激動の20世紀をアルプスに生きた男の物語「ある一生」

キネマ旬報WEB

 

世界40言語に翻訳されたローベルト・ゼーターラーのベストセラー小説を映画化。激動の20世紀をアルプスに生きた男を描いた「ある一生」が、7月12日(金)より新宿武蔵野館ほかで全国順次公開される。ポスターが到着した。

 

 

1900年頃のオーストリア・アルプス。孤児のアンドレアス・エッガーは、遠縁のクランツシュトッカーが暮らす農場にやってきた。しかし、孤児をただの安価な働き手と見なす農場主に虐げられ、心の支えは老婆アーンルだけ。彼女が亡くなると、成長したアンドレアスは農場を出て、日雇い労働者に。やがて渓谷に電気と観光客をもたらすロープウェーの建設作業員になると、最愛の人マリーと出会い、山奥の木造小屋で充実した結婚生活を送り始める。しかし幸せは長く続かなかった。

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第二次世界大戦が勃発し、戦地に召集されたアンドレアス。ソ連軍の捕虜となり、何年も経ってようやく谷に戻る。そして時は過ぎ、観光客で賑わう渓谷で人生の最期を迎えた彼は、さまざまな過去を脳裏に去来させ、生涯を共にしたアルプスの光景を前に立ち尽くす──。

 

 

主人公アンドレアス・エッガーの青年期を新人のシュテファン・ゴルスキー、老齢期を性格俳優のアウグスト・ツィルナー、幼少期を新人のイヴァン・グスタフィクが演じる。脇を固めるのはアンドレアス・ルスト、ユリア・フランツ・リヒター、マリア・ホフステッター、トーマス・シューベルト、マリアンネ・ゼーゲブレヒト、ロバート・スタッドローバーなど。監督は「ヒランクル」(03)「アンネ・フランクの日記」(16)のハンス・シュタインビッヒラー。

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