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人類の夢叶えるため、岡田准一が駅員に擬態? ひらかたパーク新CMで「枚方公園駅に特急止めます」 

Jタウンネット

関西を代表する遊園地のひとつ、大阪・枚方市にある「ひらかたパーク(通称 ひらパー)」。

その残念ポイントは、最寄り駅の「枚方公園駅前」に特急が止まないということだ。

関西人ならほとんどの人が知っているだろうひらパー。岡田准一さんがイメージキャラクター「超ひらパー兄さん」に起用されたことで、他地域の人からの認知度も上がって来たであろうひらパー。綜合ユニコム社「レジャー施設 集客ランキング2023」によると、2022年度には100万人以上が来園したというひらパー。

こんなにたくさんの人が来るのに、特急がとまらない。「ひらパー前に止まらんわけないやろ」と特急に乗ったら、車窓を通り過ぎていく。「ああ……ここで止まってくれ」と嘆いた人も少なくないに違いない。

だから、その男は立ち上がった。

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2024年 3 月 15 日、超ひらパー兄さん・岡田園長が枚方公園駅に京阪電車の特急を止めようとする新CMの放映が、関西地区で始まる。

岡田園長「えー枚方公園駅に特急止めます」

14日、ひらパーの運営会社・京阪電気鉄道はプレスリリースを配信。新CM「通過点」編の予告を行った。

岡田園長が駅員のように「えー枚方公園駅に特急止めます」とアナウンスすることで、特急を枚方公園駅に停めようとするらしい。絶妙で独特な発声で、駅員に擬態しているという。

内容の説明の末尾には『短編CM小説「通過点」完。』という謎の言葉が書かれていた。とりあえず、全文を引用しよう。

加速する現代社会。AIの進化に宇宙進出・・・人類の夢は日々叶えられ古いものになっていく。だがまだ叶えられぬ人類の夢があった。そう、それはひらパーの最寄駅「枚方公園駅」に特急が止まること。基本的に準急と普通しか止まらない。電車でひらパーに向かう者すべてが願う「特急よ、ひらパーに止まれ」という願い、だが特急は枚方公園駅をあっさりと通り過ぎてしまう。ファーンという音とともに走り去っていく儚い夢。わかりきっていたことじゃないか。人々はいそいそと準急や普通に乗り込んでいくであろう。こうして人は大人になっていく。遊園地に向かって行くというのに。だがここに一人、人類の夢をあきらめない男がいた。ひらかたパーク園長。「枚方公園駅に特急?止めてやろうじゃないの!」こうして一人マイクを持って、枚方公園駅に立つ男、駅員の口ぶりで「えー枚方公園駅に特急止めます」人類の夢をさらっと、しかしなめらかに駅員アナウンスで代弁。声の擬態と表現してもいいかもしれない。園長の思いのこもった声は時空を超えて特急の車内にまでひびく。そう、その時、ちょうど特急はひらかたパークにさしかかり、車窓には遊園地の全景が光に包まれ輝いている。車内の家族が遊園地をうっとりと眺める。ここに一枚の絵が完成する、さあ、時よ止まれ。
・・・ここで目がさめた。園長の目の前を通過する鉄の塊。風に揺れる前髪。枚方公園駅に特急が止まるだなんて。危うく夢を見るところだったよ。結局のところ僕(ひらパー)は君(特急)の通過点に過ぎなかったの?だが遊園地はすべての人々にとっての通過点ではないだろうか。だからこそ、そこは夢の場所なのかもしれない。あっけらかんとした表情でポツリという園長。「無理でしたー」。短編CM小説「通過点」完

ものすごい情報量だ。総文字数700字以上。ただ、簡単である。

枚方公園駅に、特急がやってきて、止まらずに通り過ぎていく。それだけ。

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