ようやく……ようやくである。2024年3月16日、北陸新幹線が延伸する。
15年3月14日に長野~金沢間が開業してから8年。流線形の車両は、福井県の敦賀まで走るようになる。楽しみにしている人も多いことだろう。
だがしかし、こんなモノを作ってしまう彼ら以上に開業を心待ちにしている人は、居ないのではなかろうか。
北陸新幹線応援歌「北陸新幹線がやって来る。ヤァ!ヤァ!ヤァ!」――その名の通り、北陸新幹線を応援する歌は、23年9月28日にYouTube上で公開された。
投稿者は福井県新幹線建設推進課。動画の紹介文には、こう書かれている。
令和6年3月16日の北陸新幹線(金沢・敦賀間)開業を記念して、職員が自ら応援歌を作詞、作曲しました。
長い間、新幹線が来ることを待ち望んでいた思いをシンプルかつストレートに歌ってみたので、是非聴いてください。(良ければ、一緒に歌ってみてください。)
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なんと、福井県新幹線建設推進課は、新幹線が福井にやってくることが嬉しすぎて、オリジナルソングを作ってしまったというのだ。県庁職員自ら応援歌を作詞作曲とは、かなり気合が入っている。一体、どんな歌なんだ……!?
さあ皆さん、イヤホンの準備をどうぞ。一緒に「北陸新幹線がやって来る。ヤァ!ヤァ!ヤァ!」を聞いてみようではないか。
ほとばしる熱い思いに何故か感動
なんだろう、この感動。なぜだろう、この感動。24年3月11日夜の時点で1085回しか再生されていないのが信じられないほど、熱くて良い曲だな……。
皆さんだってもう、サビのフレーズが歌えるようになっているはずだ。「新幹線が来るよ 新幹線が来るよ 新幹線が来るよ かがやきが来るよ」。ほら、もう節を付けずには読めないでしょう?
妙に頭に残るサビのフレーズ。やたら中毒性のあるメロディ。しつこいくらいに「新幹線が来るよ」と繰り返されたからこそ、胸に迫ってくる彼らの思い。
すごい速さでやってきて、すごい速さで走っていく新幹線。彼らは長い間、彼らの街にそれがやってくるのを待っていた。