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掃除機で絶対に吸ってはいけないもの

日刊ホントの話

掃除機は家電の中でも必須アイテム。最近ではサイクロン式やコードレスタイプ、ロボット掃除機もかなり充実してきました。

さらに昔に比べて吸引力が落ちにくくなるなど、昨今急速に進化してきた掃除機ですが、なんでも吸っていいということでもないようです。ここでは掃除機で吸ってはいけないものとその理由を取り上げてみましょう。

【匂いが強いもの】
 まずは臭いが強いものです。おそらく吸引したらその後は掃除するたびに家中がその臭いに満たされることになるでしょう。日常生活で考えられるのは、「カレー粉」「粉チーズ」「クミンパウダー」「シナモン」「お香」といったあたりでしょうか。さらに一度吸い込むと、洗えない内部などにも臭いが残ってしまい、掃除機から臭いがとれなくなります。パウダー状のものは掃除機で吸うと楽に掃除できそうな気もしますが、その後のことを考えればウェットティッシュや雑巾などで拭き取る方が賢明です。

【水分】
 水分を吸い込むと漏電の恐れがあり、危険です。こぼしてしまったジュースやお茶、水などを掃除機で吸い込むことは絶対にやってはいけません。またシャープのQ&Aによると、もし間違って水分を吸い込んでしまった場合、すぐに運転を停止してコンセントを抜く(コードレスでバッテリーが外せるものはバッテリーも外す)必要があるとのこと。その後ホースなどの濡れたパーツを外して布で拭き取り、1日以上置いてしっかり乾燥させることとされています。またその後、十分乾燥していることを確認してから試運転する必要があるとのことです。

【先がとがっているもの】
 たとえば「ガラス片」「先が尖ったおもちゃ」「爪楊枝」などを掃除機に吸い込むとホースやその他内部に傷がつき、故障する原因となるようです。割れたガラスがある場合、破片は厚手の軍手やトングなどをつかって取り除きましょう。その後、粉になった部分は掃除機で吸い込むことが可能です。また、このとき掃除機のノズルの先にストッキングを二重にして被せ、輪ゴムで止めてから掃除機をかけると便利、という話もあります。吸い込んだあとは新聞紙などを広げた上でスイッチを切るといいようです。これであればガラス片が掃除機の中に入らないので、掃除機を傷めることなくガラス片を集めることができます。

【生命力が強い虫】
 掃除機で虫退治するにはそれなりのリスクが伴います。小さな蜘蛛やアリ、ダニなどであれば、大きな問題はないかもしれません。この一方、ゴキブリや大型の蜘蛛、ムカデといった虫は掃除機の中では死にません。さらに怖いのは卵を持っていた場合です。この場合、掃除機の中で繁殖する可能性があります。どうしても掃除機でないと退治できなかった時には、紙パックの場合、その後「ホウ酸」を吸い込んでから紙パックを処分するという方法もあるようです。またパックを取り出してから殺虫剤をかける、といった対策方法もあります。ただし殺虫剤をかけるのは必ず取り出してからにしましょう。殺虫剤のガスが掃除機のモーターにかかると引火するリスクがあり、危険です。

<参考>
掃除機 よくあるご質問(Q&A情報)|SHARP
https://cs.sharp.co.jp/faq/qa?qid=130258

 
   

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