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「平均年収ランキング」あなたの業界は?

日刊ホントの話

業界別の平均年収ランキングが、求人情報・転職サイトのDODA(以下デューダ)から発表されています。簡単にご紹介しましょう。


●平均年収414万円、ここ数年の減少傾向から一転

 2022年9月~2023年8月にデューダサービスに登録した約63万人の平均年収/生涯賃金データから割り出された結果を見てみると、まず、2023年の平均年収は418万円。2018年から2021年までの4年間は毎年減少、さらに2021年と2022年は新型コロナウイルスの流行もあり平均年収403万円で過去5年間の底を打ちました。しかし日本労働組合総連合会などの働きかけにより、2023年度から賃上げを実施する企業が増えたようです。

 業種別で2023年の平均年収ランキングはこちら。

1位 金融:469万円
2位 メーカー:466万円
3位 総合商社:464万円
4位 IT/通信:446万円
5位 建設/プラント/不動産:432万円
6位 専門商社:424万円
7位 インターネット/広告/メディア:423万円

 逆に平均年収に達していない業界も気になりますね。

8位 メディカル:408万円
9位 サービス:377万円
10位 小売/外食:359万円

 ただし10種すべての業種で平均年収が増加しています。

●やっぱり強いコンサル系の専門職は平均年収598万円

 デューダでは、業界分類のほかに11の職種による分類も行っています。こちらの動向も上から順に見ていきましょう。

1位 専門職(コンサルティングファーム・専門事務所・監査法人):598万円
2位 企画/管理系:543万円
3位 営業系:456万円
4位 技術系(電気/電子/機械):455万円
5位 技術系(IT/通信):452万円
6位 金融系専門職:452万円
7位 技術系(建築/土木):432万円

 ここまでが、「ドヤ顏」のできる平均年収を得た職種。明日に望みをつなぐか、いっそ転職を考える人もいそうなのは以下の5つになります。

8位 技術系(メディカル/化学/食品):395万円
9位 クリエイティブ系:383万円
10位 事務/アシスタント系:343万円
11位 販売/サービス系:334万円

●投資関連絶好調、メーカーではたばこがダントツ

 さて、業種や職種をもっと細分化してみると、どんな人にお金が流れているのかがわかります。業種別ランキングの5位までをのぞいてみましょう。

1位 投資/投資顧問(金融):750万円
2位 たばこ(メーカー):667万円
3位 医薬品メーカー(メディカル):647万円
4位 証券会社(金融): 596万円
5位 財務/会計アドバイザリー(FAS・サービス):585万円

 職種別では、どうなるでしょうか。

1位 医師(技術系/メディカル/化学/食品):1028万円
2位 投資銀行業務(金融系専門職):947万円
3位 弁護士(専門職/コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人):825万円
4位 運用(ファンドマネジャー/ディーラー、金融系専門職):810万円
5位 アナリスト(金融系専門職):795万円

 いかがでしたか?これからの人生、新天地で冒険すべきか、それともその場で実力を鍛えるべきか。改めてじっくりと考えてみるのもいいかもしれません。

<参考サイト>
・DODA:平均年収ランキング2023
https://doda.jp/guide/heikin/

 
   

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