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27アイテムにメダル授与「第38回シャブリワインコンクール」開催

ワイン王国

シャブリ・プルミエ・クリュ 右岸 2022年
■金メダル:
「ドメーヌ・デ・マランド」の『フルショーム』(Domaine des MALANDES,Fourchaume)、「ドメーヌ・ミルサン」の『フルショーム』(Domaine MILCENT,Fourchaume)
■銀メダル:
「ドメーヌ・パンソン」の『モン・ド・ミリュ』(Domaine PINSON,Mont de Milieu)
■銅メダル:
「シャルレーヌ&ローラン・パンソン」の『モンテ・ド・トネール』(Charlène & Laurent PINSON,Montée de Tonnerre)、「ドメーヌ・セリーヌ・エ・フレデリック・ゲガン」の『ヴォクパン』(Domaine Céline et Frédéric GUEGUEN,Vaucoupin)

シャブリ・グラン・クリュ 2021年
■金メダル:
「ドメーヌ・ジャン・ポール・エ・ブノワ・ドゥロワン」の『オマージュ・ア・ルイ』(Domaine Jean-Paul et Benoît DROIN, Hommage à Louis)
■銀メダル:
「パスカル・ブシャール」の『ブランショ』(PASCAL BOUCHARD, Blanchot)
■銅メダル:
「ドメーヌ・ジャン・ポール・エ・ブノワ・ドゥロワ」の『グルヌイユ』(Domaine Jean-Paul et Benoît DROIN, Grenouilles)

ミレジム2022の特徴

2021年と同様、2022年も4⽉3⽇から11⽇にかけてブルゴーニュ全域で気温が低下し、ワイン⽣産者は再び霜と戦わなければならなかった。しかし幸い、過去 20 年の平均に⽐べ発芽が数⽇遅く、ブドウの⽊はつぼみが膨らむ段階だったため被害を免れた。

凍てつくような寒さの後、すぐ穏やかな天候に戻り、5月末に素晴らしい条件下で開花。不結実や結実不良はほとんどなかった。5⽉8⽇、そして6月19日に雹(ひょう)が狭い帯状にブドウ畑を横切ったが被害は限定的だった。6 ⽉ 21 ⽇から 25 ⽇にかけては待望の⾬が降り、シャブリ地⽅では 42 mm から 88 mm の降雨量を記録。その後は7月まで雨がなく、ブドウは素晴らしい健康状態が続いた。しかし、8月10日ごろから干ばつの兆しが強まり、また、猛暑に伴う熱波の影響も心配された。一部の浅い土壌や砂質の土壌に植えられた若いブドウ樹に疲労の兆候が見られたが、多くのブドウ樹は水分ストレスによく耐えた。

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8⽉中旬から、数ミリ程度の⾬がようやく降り、これが⼤きな恩恵をもたらした。一部の栽培家は8月の終わりに収穫を始めたが、ほとんどの人たちが収穫に取り掛かったのは9月に入ってから。そして、9月第3週でほぼ収穫を終えた。収穫量は畑ごとに不均一だったが、各栽培家ともにほぼ平年並みの収穫量を確保できた。収穫量が多かった畑のブドウは少し濃縮が足りず複雑味に欠けるが、収穫ブドウはフレッシュで良く熟しており、膨らみがあり、どのボトルも心地よく飲める。

平均気温は9月を除き、平年をやや上回り恵まれた。

積算日照時間は8月、9月に例年を大幅に上回った。

6月、9月に例年を大幅に上回る降雨量があったが、その他の月は例年を下回り、乾燥した天候が続いた。

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