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「クインテッサ」と「ファヴィア」――パートナーシップを締結

ワイン王国

7年前にオークヴィルの「オーパス・ワン」の裏手にあるブドウ畑を入手したアグスティン・フネウス氏は、ブドウ樹の植え替えに着手し、新規ワイナリーの構想を練っていた。昨年初め、アンディ&アニー夫妻とパートナーシップを締結したことで、ブドウ畑は共同所有となり、夫妻はフネウス氏から独占使用権を得て畑を使用。2026年にはファヴィアのワイナリーも完成する予定だ。

『イルミネーション 2022年』
ソーヴィニヨン・ムスケー(ソーヴィニヨン・ブランの亜種)50%、ソーヴィニヨン・ブラン33%、セミヨン17%
朝霧と日較差に恵まれた気候で、ブドウの成熟が早まった。アロマ豊かで、フレッシュな果実味と完璧な酸味を備え、食に寄り添うハーブ系のニュアンスも魅力。生産量は2000ケースで、輸入量は80ケース。安定感あるサーモンとのマリアージュ

フネウス氏とタッグを組んだアンディ&アニー夫妻が、待望の自社畑でどのようなワインを造り出すのか。新たな動向に注視したい。

味わい深いプライムリブ。付け合わせのコーンやホウレンソウ、マッシュポテトの甘味と、仲介役のホースラディシュのドライ感が、カベルネの果実感やタンニンに寄り添いナイスマリアージュ

text & photographs by Fumiko AOKI

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