これからの季節は、特別な記念日やお祝いの日に加え、日本で一番「おめでとう」が行き来する時期ではないでしょうか？おめでとうを伝えるのにぴったりな焼き菓子をご紹介します。
大正生まれの老舗「築地ちとせ」が作るめでたいお菓子
株式会社シュクレイは数々のヒット商品で知られており、手土産にも使いやすい18種類のお菓子ブランドを展開している会社です。
私自身も、いくつかのお気に入りのブランドがあり、そのパッケージの可愛らしさや味まで褒められるので、よく贈り物に利用しています。その中でも和の雰囲気が漂うのが「築地ちとせ」。
「築地ちとせ」の歴史は古く、始まりは大正元年（1912年）に、食の中心地である東京築地で生まれた「御菓子司ちとせ」です。宮内庁御用達にも任命されるなど、確かな技と味を持つ歴史あるブランドです。
「めでたい」「大安」「鯛」が掛け合わされてお祝いにぴったり
その「築地ちとせ」の「鯛安吉日（たいあんきちじつ）」は、鯛とお祝いに相応しい縁起の良い言葉を掛け合わせた、遊び心がたっぷりの鯛焼きの形をしたフィナンシェ。北海道産小豆の粒あんを練り込んでいて、和と洋のちょうど真ん中のフィナンシェになっています。
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日の丸を模した赤く可愛い鯛がモチーフのパッケージを開けると、今度は大人びたゴールドっぽい色の箱、そしてその中には可愛い個装袋に入ったフィナンシェが入っています。
6個入りと12個入りがありますが、両方ともずらっと並んだ鯛が可愛くて思わず笑顔になってしまいます。常温で個装されているため、贈られる側も扱いやすくて嬉しいですよね。
個装袋を開けるときに、ぜひ見てもらいたいのは裏側です。おめでとうにちなんだ川柳が書かれていて、クスッと笑ってしまったり、そうだねーって納得したりしてしまいます。
パッケージ、イラスト、味や見た目以外にも笑顔の多い日がさらに笑顔を増やす要素が詰まっていて、とても素敵なお菓子です。
あわせる飲み物も、なんでも合うところも私のお気に入りポイントです。日本茶や黒豆茶など、渋みや香りのある日本茶はもちろん、フィナンシェですからコーヒーや紅茶にも合います。最近は、あんことコーヒーのペアリングをお勧めされているコーヒー屋さんも増えてきましたね。
