ルイ・ヴィトンとのコラボでも知られ、世界的現代アートの最前線で活躍する村上隆の大規模な個展「村上隆 もののけ 京都」が、開館90周年を迎える京都市京セラ美術館にて2024年2月3日より9月1日まで開催されます。
本展は、主に海外を中⼼に活動してきた村上にとって、「村上隆の五百羅漢図」（森美術館）以来、国内で約8年ぶり、京都では初めての大規模個展となります。
それに先立ち、11月14日、京都・祇園甲部歌舞練場において、村上隆による記者発表会が行われました。
祇園の芸者や舞妓によるお祝いの舞踊も披露された盛大な記者発表会で、本展の企画を担当した京都市京セラ美術館の高橋信也と村上隆の対談も開催されました。
村上隆は、東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了し、博士号を取得。
伝統的日本美術の平面性とアニメ・マンガの現代文化を接続させた「スーパーフラット」を提唱しました。かつて村上が企画した展覧会「スーパーフラット(Superflat)」は、2000〜2001年にかけて日本とアメリカの各都市を巡回し、現代美術シーンにおける大革命となったのです。
村上が活動初期から深い関心を寄せてきた江戸時代の絵師たちが活躍し、今なお、あらゆる芸術や文化が交わり、世界から注目を集める京都を舞台に、新たに描きおろした超大作をはじめ、代表的なシリーズ、国内初公開となる作品など、大多数が新作となる約170点で構成される新・村上ワールド「村上隆 もののけ 京都」に是非、ご期待ください。
祇園甲部歌舞練場 photo by ©cinefil
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祇園甲部歌舞練場 photo by ©cinefil
村上隆 記者発表会 祇園甲部歌舞練場 photo by ©cinefil
村上隆 記者発表会 祇園甲部歌舞練場 photo by ©cinefil
京都南座 十三代市川團十郎白猿襲名披露興行の祝幕 三池監督、市川團十郎、村上隆 photo by ©cinefil
村上隆《2020⼗三代⽬市川團⼗郎⽩猿 襲名⼗⼋番》
2020年 アクリル絵具、キャンバス、アルミフレーム 102.8×480×5.8 cm 作家蔵
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