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近代大阪の華やかで多彩な女性日本画家たちの作品 約150点が一堂に! 「決定版! 女性画家たちの大阪」大阪中之島美術館にて開催!

cinefil

今年、大阪中之島美術館で4月まで、東京ステーションギャラリーで6月まで、大阪の風を感じる史上初の大規模展「大阪の日本画」が開催され、明治から昭和に至る大阪で花開いた、伝統にとらわれない自由で個性豊かな芸術が紹介されました。
そして今回は、大阪中之島美術館では、「決定版! 女性画家たちの大阪」が、2023年12月23日~ 2024年2月25日まで開催されます。

約百年前の大阪では多くの女性日本画家が活躍しました。
本展では、「島成園と浪華の女性画家」展(2006年)の開催を端緒とする調査研究に、近年の新たな成果を加え、全国的にも注目を集めた50名を超える近代大阪の女性日本画家の活動が、約150点の作品と関連資料で紹介されています。
女性日本画家が活躍したことは、近代大阪の文化における大きな特色のひとつとなりました。

島成園《桜花美人》
大正12年(1923)頃 木原文庫蔵(通期展示)

島成園 《無題》
大正7年(1918) 大阪市立美術館蔵(通期展示)

島成園《影絵之図》
大正8年(1919)頃 木原文庫蔵(後期展示:2024年1月23日から)

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島成園(しま・せいえん)をはじめ、木谷千種(きたに・ちぐさ)や生田花朝(いくた・かちょう)など、官展で入選が続きました。
成功を収めた女性画家は、自らの画業を追求するにとどまらず、後進の女性を育成するため画塾を開きます。門下生たちも師に続いて公募展や塾展に挑み、大阪の女性画家の裾野はさらに広がりました。

川本月香《木蓮図》
大正7年(1918) 関和男氏蔵(前期展示:2024年1月21日まで)

女性画や歴史風俗画に加えて、江戸時代から大阪に興隆した南画(文人画)の分野においても、河邊青蘭(かわべ・せいらん)や融紅鸞(とおる・こうらん)などが実力を発揮しました。

木谷千種《をんごく》
大正7年(1918) 大阪中之島美術館蔵(前期展示:2024年1月21日まで)

三露千鈴《化粧》
大正後期 大阪中之島美術館蔵(後期展示:2024年1月23日から)

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