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登校中の小学生が大けが、指を噛みちぎるほどの剛力さ…クマ被害の陰で相次ぐ「イノシシの獣害」

女性自身

全国各地でクマによる獣害が報告されるなか、イノシシによる人身被害も増加しているようだ。

 

2023年11月1日、鹿児島市の通学路で登校中の児童がイノシシに襲われ大けがをしたと報じられた。現場では見守り活動が続けられるなか、1週間が経ったいまも複数のメディアがイノシシの出没を目撃したという。

 

2023年11月8日には広島県福山市にある工場の敷地内に、血だらけのイノシシが侵入。県外から機械のメンテナンスに来ていた50代男性が太ももを噛まれ、病院に搬送されたという。

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「その後、別の工場敷地内で市職員らによって取り押さえられ、地元の猟友会が殺処分しました。イノシシは体長約1メートル20センチ、体重約70キロのメスの成獣だったようです。福山市では2023年11月1日にも別の個体のイノシシが出没し、男性がけがをしたと報告されています」(全国紙記者)

 

さらに2023年11月9日にも群馬県富岡市で、警察官を含む3人がイノシシに襲われた事件が発生。罠にかかったイノシシを捕まえようとしたところ罠が外れてしまい、90代と70代の男性が重傷を負うことに。通報を受けて駆け付けた警察官もイノシシに襲われ、けがをしたという。

 

昨今、ヒグマの脅威がクローズアップされているが、イノシシの身体能力も侮れないようだ。

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