再び芸能界に身を置くことを、誰よりも心配しているはずだ。また、沢尻が挑む役の難しさを危惧する意見も多い。
《『欲望という名の電車』のブランチは、いわゆる大女優でなければ演じられない難役なのだけど、舞台初出演な沢尻エリカが、どう挑むのだろう……?》
《ブランチ役って初舞台の役者が演じていいの?円熟したベテラン女優さんがやっと演じられる役というイメージ。舐めんなよっていうのが正直な感想》
「『欲望という名の電車』は、1947年にブロードウェイで初演されたテネシー・ウィリアムズ作の戯曲で、演劇好きで知らない人はいないほどの名作です。1951年には映画化され、ヴィヴィアン・リーがアカデミー主演女優賞を受賞しています。
主役のブランチは没落した名家出身で気位が高くも情緒不安定な女性。心の平静を失っていき、最後は完全に精神が崩壊します。そのストーリーから、ブランチ役は“難役”とされています。
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日本では、文学座で杉村春子が長く演じたことが知られています。そのほか水谷八重子、岸田今日子、樋口可南子、大竹しのぶ、高畑淳子、篠井英介など、ブランチを演じてきたのは名優と認められる実力者ばかり。これまで舞台に出演したことがない沢尻が演じるのは、荷が重すぎる――と考える人が多いのは当然です」(同前)
難役ではあるものの、《絶対ハマり役だと思う…作品のセレクト最高すぎる》《沢尻エリカさんもキャラでは負けてない。頑張れ》と期待する声も少なくない。37歳になったエリカ様がどう演じるか、見ものだ。