さまざまな思い出が詰まった学校生活に別れを告げる、卒業式。
卒業生は、学校での思い出を振り返り、胸がいっぱいになることでしょう。保護者の中には我が子の成長に涙を流す人もいます。
感慨深く、厳かな時間ですが、時に予期せぬハプニングが発生することも…。
イゴカオリ(kaori.k_15)さんは、中学校の卒業式でまさかのアクシデントに遭遇。ある意味で、一生忘れられない思い出になったようです。
『中学の卒業式で担任の先生と2人ぼっちの宇宙に取り残された話』
イゴさんは、3年6組で出席番号は1番。
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クラスで真っ先に呼ばれる役割です。そのため、体育館の中心にある道に面した、端の席に座る必要がありました。
しかし、卒業式の当日、自分の席であるはずの場所が埋まってしまったのです!
早急になんとかしたい事態ですが、厳粛な式の途中で、騒ぐわけにはいきません。
なんとかアイコンタクトやジェスチャーで、担任に気付いてもらおうとしますが…。
座る合図をされても、イゴさんはその場に立ち尽くすしかありませんでした。
頭が真っ白になってもおかしくない状況の中、不登校の子の席があることを思い出したイゴさんは、みんなの着席から約1.5秒遅れで座ることに成功。
なんとか危機的状況を脱します!
ひと安心ですが、『あるはずの席が消えた謎』が残ってしまいました。
席が消えた原因は、自己中心的な保護者の行動でした!
自分の席を確保したかった1人の保護者が、あろうことか卒業生の席を持ち去ったのです。
自分の行動が、どういう結果をもたらすのか、予測ができなかったのでしょうか…。
いくら予行練習を行っても防げないハプニングに、教師も頭を抱えたことでしょう。
インパクトがありすぎるエピソードに多くのコメントが殺到しました。
・保護者、それ絶対にやったらダメなやつ…。
・かわいそうだけど、混乱具合が面白くて笑ってしまった。
・事件の真相がとんでもなかった!対応できたイゴさんは、もはやかっこいい!
ほかの誰とも被らない卒業式の思い出ができてしまった、イゴさん。
とんだ経験でしたが「一生語ることができるエピソードをもらえた」と思えば、結果はプラス…かもしれませんね!
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[文・構成/grape編集部]
出典 kaori.k_15