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『VIVANT』チンギス役俳優が福澤監督を語る 「どこでワクワクさせるかを熟知している方」

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『VIVANT』©TBS

 TBS日曜劇場『VIVANT』に出演しているバルサラハガバ・バトボルド(Barslkhagva Batbold/以下、バルサー)のインタビューコメントが公開された。

参考:『VIVANT』ラスト5分の衝撃 ついに“乃木”堺雅人が“ノコル”二宮和也と接触

 堺雅人が『半沢直樹』シリーズ(TBS系)以来、3年ぶりに日曜劇場の主演を務める本作は、『半沢直樹』シリーズなどを手がけてきた福澤克雄が演出だけでなく原作も手がける完全オリジナルストーリー。

 バルサーが演じるのは、第1話から乃木(堺雅人)たちを追いかけ続けたバルカ警察の警察官・チンギス。乃木と野崎(阿部寛)が爆破犯ではないと分かってからは、警察として野崎たち公安のサポートも行っている。

 最初に自己紹介として、「私の名前はバルサラハガバ・バトボルドというモンゴルの俳優です。皆さん、私のことを“バルサーさん”と呼んでくれます。妻と3人の子どもと一緒に暮らしていて、俳優の仕事以外にも、アパレルブランドの会社を経営しています。休日にはよく自宅で絵を描いていますね。日本のアニメもよく観ますよ。特に『ワンピース』や『呪術廻戦』が好きです」と日本のファンへメッセージを送る。

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 『VIVANT』では第1話からメインキャラクターとして登場し、多くの視聴者の心を掴んだバルサー。本作のオファーをどのように受け取っていたのだろうか。

「2022年10月に『VIVANT』のオーディションを受けまして、11月からは別のハンガリー映画の撮影現場にいたのですが、そこでチンギス役に選ばれたというお話をいただいて、とても喜びました。モンゴルではまだ『VIVANT』は放送されていませんが、日本で放送が始まった後に来日する際、飛行機の中で、日本の方に『チンギスさん、一緒に写真お願いします!』と声をかけられました。東京のレストランで食事をしていたときも、たくさん声をかけてもらいました。こうやって私が皆さんに知られるようになったのは『VIVANT』のおかげです。本当に感謝しています」

 撮影現場ではある“サプライズ”があったそうで、バルサーは「一生の思い出」とその体験を振り返る。

「日本の撮影チームの皆さんは本当に優しくしてくださって、撮影チームの方だけかと思っていたら、日本人はみんな優しくて驚きました。私は2月26日が誕生日なのですが、その翌日に福澤(克雄)監督をはじめ、キャストの皆さんが私にサプライズをしてくださって、一生の思い出になりました。モンゴルでの撮影の時には私が空港へ迎えに行きました。海外からこんなに大勢が来るということで嬉しく思ってはいたのですが、その反面、慣れないモンゴルの環境、食事で皆さんが体調を壊さないか心配でした。なので皆さんが無事にモンゴルでの撮影を終えた時は、本当に嬉しく思いましたし、感動しました。長い期間一緒だった俳優さん、スタッフの皆さんと撮影が終わって離れるのはとても寂しいです」

 乃木たちにとっては、最初の“ボス”キャラともいえるチンギス。演じるにあたってはどんなことを意識したのだろうか。

「福澤監督とは、『このシーンではこうしよう』など、たくさんお話をしました。当初、監督から『長い髪はそのままで演じてください』と言われたんです。私は警察なのに髪が長いのはどうかなと思ったので、それを話したら、監督は『チンギスは他の警官とは違う特別な存在だから問題ないし、長髪の方が恐ろしさが出る』と言ったんです。スキンヘッド案も出たりしましたが、次に出演する作品も決まっていたので、今のような形になりました」

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