ジャニーズ事務所「外部専門家による再発防止特別チーム」座長で元検事総長の林眞琴弁護士
故・ジャニー喜多川前社長による所属タレントの性加害に揺れる、ジャニーズ事務所。事務所が設置した「外部専門家による再発防止特別チーム」が、8月29日に公表した「調査報告書」の内容は、あまりにも赤裸々でショッキングなものだった。
報告書では、再発防止策として、ガバナンス不全の最大の要因のひとつである同族経営の弊害を防止するため、藤島ジュリー景子現社長に「辞任すべき」という言葉を突きつけている。そのため「辞任やむなし」という声だけでなく「社名を変更をするのでは」「所属タレントの大量流出、他事務所への移籍が起こるのでは」など、さまざまな観測が流れている。
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そのなか、NHKが長寿番組『みんなのうた』で、10月~11月に放送する新曲に「Hey!Say!JUMP」の『だいすきなきみへ』などをラインアップすることを、9月1日に発表した。 『だいすきなきみへ』は、犬の目線で飼い主への思いをつづった楽曲で、映像は、動物の絵を数多く手がける、アーティストの小野裕人氏が担当するという。
「おそらく、起用の交渉は半年前くらいから始まっていたと思います。つまり、一連の性加害問題が大きく取り上げられる前のことです。Hey!Say!JUMPは『NHK紅白歌合戦』に2017年から2020年まで出場していますし、『勇気100%』『夢色』『やんちゃなヒーロー』はNHK教育(Eテレ)のアニメ『忍たま乱太郎』のテーマソングにもなっています。NHKとのつき合いは長くて深いのです。