NHKが8月30日、「ジャニーズ事務所・特別チームの調査報告書についてのコメント」のプレスリリースを公表した。
《ジャニーズ事務所の「外部専門家による再発防止特別チーム」が調査報告書で、ジャニ―喜多川氏による性加害について「マスメディアが正面から取りあげてこなかった」などと指摘していることを重く受け止めています》とつづり、ジャニーズ事務所に対しては《被害者救済と再発防止に取り組むよう要望》するとしている。
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ジャニーズ事務所の問題については、8月29日に「再発防止特別チーム」が会見を開き、具体的な性被害の実態が明らかになった。それを受け、NHKだけでなく、民放テレビ各局も見解を発表している。
「ジャニーズ事務所とメディアの関係が、あらためて浮き彫りにされたわけですが、なかでも公共放送であるNHKの責任は、とくに重いといえるでしょう。スポンサーがつき、視聴率が重視される民放に対し、NHKは国民から徴収している受信料で運営されているのですから」(芸能記者)