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【VIVANT】急展開に疲れた視聴者が希望する「この2人の“スピンオフ”見たい」

アサジョ

 8月27日放送の日曜劇場「VIVANT」(TBS系)第7話終盤で堺雅人演じる乃木が、松坂桃李演じる黒須以外の別班メンバーを次々と射殺(したように見えた?)ことで、ネット上には様々な考察が飛び交っている。

 中でも注目されているのが、バルカに向かう飛行機の中で乃木が阿部寛演じる野崎に伝えた「あなたは鶏群の一鶴、眼光紙背に徹す」という意味深な言葉だ。この言葉は日本のことわざで、「鶏群の一鶴」とは鶏の群れの中の一羽の鶴ということから、凡人の中のズバ抜けて優秀な人物という意味であり、「眼光紙背に徹す」とは眼の光は書物の背(裏側)まで通すことから、目の前で起きた物事の表面だけでなく、深意や真意を読み取るという意味。そのため、乃木が野崎にこの言葉を伝えた後に別班のメンバーを次々と射殺したのは見せかけで、実は別班メンバーは存命だが、亡くなったことにして日本に戻してほしいという意味なのではないか、と考察する声が少なくないのだ。

 また、急展開に次ぐ急展開で体力・気力を消耗したと訴える視聴者からは、竜星涼演じる新庄を主役にした「公安部外事第4課の10等身が着こなす映えスーツ」、富栄ドラム演じるドラムを主役にした「ドラムがこっそり教える美味しいバルカ旅」など、頭を使わずにぼーっと見ていられる、ファッションや食をテーマにしたスピンオフドラマを希望する声まであがっている。

「伏線が張りめぐらされているドラマですから、見ているだけで緊張しますし、主人公に心を寄せて見ている視聴者ほどストーリーの急展開に疲れてしまうことも確か。また、シュッとしたスーツ姿の竜星をもっと堪能したい、ちょこまかとバルカを案内する小動物のようなドラムを見てほっこりしたいという気持ちもとてもよくわかります」(女性誌記者)

 8月29日からドラムのボイス付きLINEスタンプが販売されたのは、こうした視聴者からの要望が制作陣に伝わっているからなのかもしれない?

 
   

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