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『VIVANT』“別班”の役作りを珠城りょうが語る 「“10度の敬礼”などの所作を事前に勉強」

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珠城りょう『VIVANT』©TBS

 TBS日曜劇場『VIVANT』に出演している珠城りょうのインタビューコメントが公開された。

参考:『VIVANT』“別班”に注目 市川笑三郎、平山祐介、西山潤、珠城りょうが新たなメンバーに

 堺雅人が『半沢直樹』シリーズ(TBS系)以来、3年ぶりに日曜劇場の主演を務める本作は、『半沢直樹』シリーズなどを手がけてきた福澤克雄が演出だけでなく原作も手がける完全オリジナルストーリー。

 珠城が演じるのは、新たに登場した“別班”の一人。『マイファミリー』に続き、2回目のTBS日曜劇場出演となる珠城だが、出演が決まった際は嬉しさと同時に驚きもあったという。

「7月期で豪華な俳優さんたちの出演する大きなプロジェクトがあるということは噂で耳にしていたのですが、まさかそこに自分が関われるとは思ってもいませんでした。貴重な機会をいただけたことに、とても感謝しています」

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 第6話の初登場シーンでは、その立ち振る舞いが話題となった珠城。演じるにあたって、どのような点を意識したのだろうか。

「“別班”は自衛隊の精鋭部隊なので、まずはきちんと訓練されているように見えなくてはと思い自衛隊の訓練映像をネットで調べ、“10度の敬礼”などの所作を事前に勉強しました。実際に動く別班員で、女性は私だけでしたので、他の方々にひけを取らないような動きが求められるのだろうと、あれこれイメージトレーニングしつつ、撮影に挑みました」

 また、珠城は「現場には自衛隊の動きを指導する専門家の方もいらっしゃって、敬礼、立ち方から足の揃え方まで、すべて教えてくださったので、とにかくそれを何度も練習しました」と撮影現場を振り返る。

「第6話の最後に別班員が集まるシーンでは、福澤(克雄)監督から、『スッと立つ動きにスピード感がほしい』と要望をいただいたので、撮影の合間に立つ練習と敬礼の練習をずっと1人でやっていました(笑)。撮影では、乃木さん(堺雅人の)の空気を感じつつ、みんなで動きを合わせるというのを意識しました。顔の角度、どのタイミングで司令の櫻井さん(キムラ緑子)を見るのか、立ち上がるタイミング、座るタイミングなどを合間に相談しながら撮影を進めていきましたね」

 さらに、主演を務める堺とのエピソードも語った。

「堺さんはセリフも多くて誰よりも大変なはずなのですが、いつも周りに気を配っていらっしゃいました。撮影の合間に、『宝塚にいたんですよね?』『今はどういう舞台をされているんですか?』と私にまで気さくに話しかけてくださったので、一気に緊張がほぐれました。また、細かいお芝居やセリフのトーン、舞台と映像の芝居の違いなど、いろいろと相談に乗っていただき、私にだけではなく他のキャストの方とも積極的にコミュニケーションを取っていらして座長としてもなんて素晴らしい方なのだろうと感激しました」

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