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「結婚の必要があるならしていたかも」GACKT 人生変えた“芸能人恋人”との大失恋を告白

女性自身

 

■50代を迎えたGACKT。彼の心身状態を大きく変えたのは、約3年間交際した女性だった。

 

「きっかけは、そのとき付き合っていた芸能界の女性でした。彼女はボクの一目惚れでした。中身にさらに驚いて、こんなに楽しい人、こんなに素敵に笑う人がいるんだって思ったし、こんなに一緒にいて幸せって感じられるんだって。いつも彼女の発言に笑っていました。

 

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ある日のことでした。そのコが感情的になって、ボクが『今は話すのはやめよう。冷静になってから話そう』と言っても彼女は収まらなかった。結局、その後、ボクもヒートアップして最終的に大声出して『だからオマエは!』と怒ってしまって。

 

途中でやめてカフェに行って、落ち着くまでお茶飲んで。どうしたもんかなと思ったときに、“ボクの人生で怒鳴るのはもうやめよう”と決めた。

 

やめようと決めて怒鳴らないようにしたら、相手に対する怒りも冷静な言葉で伝えられるようになって。仕事で相手が言い訳しても『つまり〇〇をやってないってことですね』と。

 

そのときも、彼女に伝えました。『もうボクは怒鳴るのをやめる。だからオマエが感情的になって喧嘩をしてきたときもボクは一切怒鳴らない。ただ、今はやめろ。落ち着いてから話そう。それでもオマエが収まらない状況が3回続いたら別れよう』と伝えたんです。

 

ボクは言い合うのが嫌いなんですよ。まだ殴り合うほうがいい。終わりがあるから。殴り合うのってある意味、言い合うのより終わりが見えます。お互い痛いし疲れるし。

 

でも口喧嘩って終わりがない。それこそ0.1ミリの刃先でお互いの皮膚を切り合っているような感覚。血はほとんど出ないけど傷が残る。後からその傷を見返すと記憶がよみがえる。傷が消えるのも結構、時間かかるし。しかも、かなりの傷をお互いつけ合う行為になるから、ボクの人生には必要ないと思うようになって」

 

 

■反省の時間もずっと続く。精神的にボロボロで GACKTにとって、彼女が「最後の大恋愛」だったと振り返る。

 

「本当に好きでしたよ。だから好きな人とこんなふうに何度も何度も喧嘩することは意味がないって、さきほど言ったように、3回喧嘩したら別れようと提案して。

 

『冷静になって言ってくれれば、直せるところは頑張って直す。だけど感情的になってしまえば言わなくていいことまで言ってしまう。好きだって気持ちがいちばん大事なのに、その気持ちを損なうようなことをするのはやめよう。だから、口喧嘩が止まらなかったときは別れよう。きっと相手が違うんだ』

 

と。もしかしたら口喧嘩を許してくれる人、それが好きな人もいるかもしれない。だから、そういう人を見つけたほうがいいと判断すべきだと。いくら好きでもね。

 

結局、別れることを決めました。これ以上一緒にいるとボクも彼女も不幸になるから。好きだという感情はずっとあったから、気持ちを整理できるまでには時間がかかりましたけど。申し訳ない思いもあるし、反省の時間もずっと続く。ボクに足りなかったものはどれぐらいあったんだろう、とか。

 

別れたときは舞台『MOON SAGA -義経秘伝- 第二章』のリハーサルの最中でした。演出も主演も脚本も音楽も全部やっていたときでまったく時間がないときで。それに加えて彼女とのことがあったから、精神的にボロボロで。

 

もっとボクに余裕があったら違う向き合い方ができたのかもしれませんが。人間って余裕がなくなると人も変わってしまう。人生は頑張らなきゃいけないタイミングもありますが、同時進行でいろいろ求めるとうまくいかない。やっぱり2つ同時には手に入らない。

 

だから本当に、その口喧嘩のことを除けば一緒にいたんだろうなっていまだに思いますよ」

 

彼女と結婚する選択肢はあったのだろうか。

 

「あえて自分から結婚しようとは思いませんが、結婚を否定しているわけでもないですし、その必要があるなら、していたかもしれません。今でもたまに話すし、彼女の存在は大きかったですね。めちゃめちゃ感謝しています。それまでのボクはすぐキレるし、すぐ暴れるし、すぐトラブルに巻き込まれていました。そんなボクを変えてくれた人だから、幸せになってほしいと心から思ってます」

 

50代に突入したGACKTが次に目指すこととはーー。

 

「できるだけ早く、世界中でライブをやりたいですね。ボクはライブハウスが好きだから。

 

今回の活動休止が大きかった。ボクの音楽を待っている世界中の人たちに届けようと。いつまでボクが活動できるか誰にもわからないから」

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