古田「ちょいと」
中居「ちょいとじゃないっすよ。プンプンしますよ！ 1杯じゃないっすよね？」
古田「そうっすね。焼酎3杯ぐらい。時間があったから。柄本さんと一緒に喋るんだったら、シラフでは無理だと思いまして」
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と、まさかの酒をあおってからのスタジオ入りを告白。
さらに、柄本とは「たまに飲み屋で会って、怒られることがあるんです」と切り出した古田は、三軒茶屋の居酒屋の座敷で、夕方くらいから渡辺えりと「ウェーイ！」と騒ぎながら飲んでいたら、カウンターで新聞を読んでいたオジさんに「うっせーな、お前ら！」と一喝され、それが柄本だったというエピソードを明かした。
古田の酒好きはつとに有名で、「『三軒茶屋に行けば、古田新太が飲んでいる』というのは、もはや業界内では当たり前」とも言われているほど。2021年2月6日放送の『人生最高レストラン』（TBS系）にゲスト出演した際には、三軒茶屋のお気に入りの店を2軒、紹介。うち1軒の、外から店内が丸見えの店で飲む際は、通りすがりの俳優を見かけては捕まえて「飲んでけよ」と強引に誘って、一緒に飲むこともしばしばあると明かしていた。
外から丸見えだろうと、格安の居酒屋だろうと、古田は気にしないようで、本誌も2023年3月、格安のもつ焼き店で、酒を飲みながら若手俳優に熱弁をふるう古田の姿をとらえている。いまや売れっ子俳優にもかかわらず、酒さえ飲めれば店を気にしない的な姿勢は、我々庶民からすれば好感が持てるところだ。
そんな酒を愛してやまない古田だが、2017年10月31日放送の『チマタの噺』（テレビ東京系）に出演した際は、酒にまつわる、なかなか壮絶な“やらかし”エピソードを語っている。あるとき、帰宅したものの、飲み足りなかった古田は、自分で豚肉や野菜を切ってつまみを作ろうとしたところ、大ケガしてしまったのだという。
「包丁を落として、足に『サクッ』と刺さった。すると娘とカミさんが、『何してんの、お父さん！ やめて～！』って怒って。絆創膏貼って、なんとか止血して。でも次の朝起きて、『なんやのこれ』って剥がしたら、また血出てきて（笑）。ぜんぜん覚えてない」
普通なら猛省しそうなエピソードだが、古田は、そんな目に遭っても「酒はやめません」と力強く宣言していた。また、2011年6月28日の「ORICON NEWS」のインタビューでは、
「どんな現場で、何時に終わろうとも、とりあえず一杯ひっかけて帰る。この仕事を始めた頃からずっと変わらない習慣ですね。酒飲みながらバカ話して、あ～疲れた、寝よ、というのが身体的にも楽。仕事でテンション上がっているから、クールダウンの時間が必要なんです」
と語っていた。仕事が終わったら「とりあえず1杯」が、ライフスタイルに組み込まれているようだ。
『まつもtoなかい』では、大先輩の柄本を前に、最初こそ緊張の様子を隠さなかった古田だが、対談が終盤に近づくにつれ、饒舌に。すると、中居から「新太さん、ちょっと水飲んでもらっていいですか？」と振られ、「え、なんで？」と返すと、再び「すんげー酒くさい！」とツッコまれると、スタジオに笑いが起きた。
素直に水を飲んだ古田に対して、中居が「それ焼酎じゃないですよね？」とツッコむと、「入れてたら良かったですけどね」と笑顔を見せた古田に、一同爆笑。あらためて「酒愛」が伝わってくる回となったのだった。
