7月9日、ミュージシャンの山下達郎が、ラジオ番組『山下達郎のサンデー・ソングブック』(TOKYO FMほか)に出演した。“ジャニーズ忖度疑惑”や、ジャニー喜多川氏の性加害問題について7分間にわたり語ったが、世間の反応は厳しいものとなっている。
ことの発端は、山下が所属する事務所「スマイルカンパニー」と音楽プロデューサー・松尾潔氏の契約終了をめぐる騒動だった。7月1日、松尾氏は自身のTwitterで、契約終了の経緯をこうつづっている。
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《15年間在籍したスマイルカンパニーとのマネージメント契約が中途で終了になりました。私がメディアでジャニーズ事務所と藤島ジュリー景子社長に言及したのが理由です。私をスマイルに誘ってくださった山下達郎さんも会社方針に賛成とのこと、残念です》
事態をうけ、山下は同番組で口を開いた。契約終了という判断は同社の社長による判断であり、自身は無関係だとしたうえで、松尾氏とはここ数年、疎遠だったとも説明。「松尾氏がジャニー喜多川氏の性加害問題に対して憶測に基づく一方的な批判をしたことが契約終了の一因であったことは認めますけれど、理由は決してそれだけではありません」などと語っている。