「クラブを辞めたあとは疎遠になる選手も多い中で、羽生くんは飛行機に乗ってわざわざ挨拶に来てくれた。ブライアンはそのことを大変喜んでいました」
そう語るのは、2023年6月にブライアン・オーサー氏(61)に取材したスポーツライター・野口美惠さん。オーサー氏は、羽生結弦(28)を五輪2連覇に導いた元コーチだ。
オーサー氏は、野口さんのインタビューでこう明かしたのだ。
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《ユヅが感極まって泣き始めて、思わず僕はユヅのことを抱きしめました。3日間我慢してきた僕の涙腺もここで限界でした》(『Number』7月6日)
2023年4月、3年ぶりにカナダのトロントを訪れた羽生。目的地は‘12年から羽生が拠点にしていた“第二の故郷”、「クリケットクラブ」だった。
「11年間にわたり師弟関係にあった二人ですが、プロ転向後では、初めての再会だったようです。クラブには3日間滞在し、子供たちに混ざって練習に参加したそうです」(スポーツ紙記者)