『ONE PIECE ワンピース 20THシーズン ワノ国編 piece.49 BD [Blu-ray]』(エイベックス・ピクチャーズ)

【画像】えっ…? 脱いだら古傷ヤバ! これが「ダメージだらけ」のルフィとゾロの身体です(3枚)

古傷が伏線に? 蓄積されたダメージが深刻すぎるキャラたち

 最終章に突入してから毎週盛り上がりを見せる『ONE PIECE』の麦わらの一味は、ときに協力者の手を借りながら数多くの強敵を下してきました。四皇や七武海と何度も対峙し、メンバー全員が無事に生還していることは、奇跡といえます。

 しかし、戦闘によって受けたダメージは確実に彼らの身体を蝕んでいるはずです。今回は、死亡フラグなのかと疑いたくなるような、重大なダメージを受けている麦わらの一味を振り返ります。

 見ていてハラハラしただけでなく、しっかり数値としてダメージについて語られた死闘が、ルフィvsマゼランです。義兄ポートガス・D・エースを救出するために大監獄「インペルダウン」へ乗り込んだルフィは、監獄の署長であるマゼランとの戦闘を余儀なくされました。

 「ドクドクの実」の能力者であるマゼランは、触れるだけでも致命傷になりうる強力な毒能力を有しており、ルフィは彼の猛毒を全身に浴びてしまいます。革命軍幹部であるエンポリオ・イワンコフの「ホルホルの実」のホルモンによる治療でなんとか命は助かったものの、その代償は「寿命が10年縮む」という重いものでした。

 また、ルフィはニカの覚醒形態「ギア5」への変身後は副作用によるものなのか、戦闘後は老化したように身体がしぼんでしまうシーンまでみられるようになりました。意味深な息切れ描写も多く、蓄積ダメージの量は誰より多い可能性が高いです。近い将来、戦闘以外でもルフィの命に係わるようなトラブルが発生するかもしれません。

 ルフィの相棒であるゾロも、「シャボンティ諸島編」に突入するまでの時点で、かなりの死線を潜り抜けています。特にゲッコー・モリアとの激戦が繰り広げられた「スリラーバーク編」では、戦いが終わった直後に現れた七武海であるバーソロミュー・くまと対峙し、ルフィを生かしてもらう代償に、ルフィが受けたダメージを肩代わりする姿が描かれました。

 目覚めたサンジに「おめェ…生きてんのか!?」といわれるほどの血を流しながら、「なにも゛!!!な゛かった……!!!!」と仁王立ちするシーンは、多くの読者が目を見張り、感動したのではないでしょうか。

 さらに、ゾロはワノ国でカイドウとビッグ・マムの連携攻撃「覇海(はかい)」をひとりで受け止めて動けなくなるほどの重症を負っています。その後、薬でダメージを誤魔化しながら、カイドウの右腕・キングを撃破しましたが、戦闘後には死神のような存在を目にするなど、不穏なシーンもありました。最終章で今まで以上の死線が襲い掛かってこないか、かなり気になるところです。

 普通の人寄りのキャラで、インフレが続く環境下で退場を心配されるのがウソップです。彼も蓄積したダメージが危ぶまれます。

 ワノ国の戦いでウソップは、ナミとともに「飛び六胞」のうるティ及びページワンの姉弟と対決しました。動物系古代種の能力者である姉弟には劣勢を強いられ、ウソップは頭蓋骨が深く割れる重傷を負っています。

 ウソップは、これまでの戦いで2回も頭蓋骨にヒビを入れられています。ネット上ではそれでも生き延びているウソップに、「ウソップいつも頭部の骨を粉砕されてるけど、普通は死ぬよな?」「鼻の骨とか大丈夫なのか」「地味に人間やめてる」など、ダメージの深刻さを懸念する声が上がっていました。

 チョッパーという優秀な医師がいる麦わらの一味の船ですが、最終章で上記の歴戦の傷が、大きな影響を与えるかもしれません。