ダークドレアムの色違いである「サタンジェネラル」は、『ドラクエ6』に登場! 画像はニンテンドーDS版『ドラゴンクエストVI 幻の大地』(スクウェア・エニックス)

【画像】同じ姿を見たら要注意! 色違いザコも危険すぎた「ドラクエ」ボスたち(4枚)

ザコだと思って舐めたらヤバい!

「ドラクエ」シリーズには数多くのモンスターが登場しますが、なかには見た目はそっくりな色違いのモンスターに遭遇することがあります。

 なかにはボスキャラと色違いのザコモンスターも存在しますが、あまりの強さに絶望させられることもありました。そんなボスの色違いだった、印象深いザコ敵を振り返ります。

 リメイク版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』には、「魔王バラモス」の色違いモンスターである「バラモスエビル」が登場します。

 このバラモスエビルは、いわゆるザコモンスターでしたが、圧倒的な強さでプレイヤーのド肝を抜きました。ときどきボスのように2回行動をしてくるうえに、「メラゾーマ」や「イオナズン」「こごえるふぶき」といった強力な攻撃を容赦なくしてきます。

 しかも、扱いはザコモンスターなので複数体が同時に出現することもあり、強烈な全体攻撃を連発されると、いきなりパーティを全滅させられることもありました。

 また、ボス並みに補助呪文への耐性が高く、眠らせたり、混乱させたりする策は使えません。HPもザコとは思えないほど高く、長期戦は避けられない非常に厄介な相手でした。

 次に『ドラゴンクエストVI 幻の大地』に登場した「サタンジェネラル」も、忘れられない色違いモンスターです。サタンジェネラルは、人気ボスの「デュラン」「ダークドレアム」の色違いであるザコモンスターでした。

 サタンジェネラルが厄介なのは、ローテーションで強力な技を連発してくるところにあります。開幕からメラゾーマを放ち、何より面倒なのは蘇生呪文の「ザオリク」を使ってくる点にあります。

 ラストダンジョンのムーアの城に出現するサタンジェネラルは、ブースカと並んで気が抜けないザコモンスターです。それが複数同時出現したときの絶望感たるや、思わず逃げ出したくなるほどです。

 ちなみにサタンジェネラルは、256分の1の確率で「メタルキングヘルム」をドロップします。レアなお宝目当てでうかつに手を出すと、手痛いしっぺ返しを食らいかねません。



ザコなのにボス級の強さを誇るモンスターがいた『ドラクエ11』 画像はPS4版『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』(スクウェア・エニックス)

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見た目はボスそっくり! 実は強さもボス級だった「ザコの強敵」たち

 ボスによく似た容姿をしているからといって「ボス以上の強さはあり得ない」と思われてきました。しかし、『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』には、本家のボスよりも強いという呼び声も高い、脅威の色違いモンスター「アメジストワーム」が登場します。

 アメジストワームは、ボスの「覇海軍王ジャコラ」の色違いで、サブイベントのクエスト対象モンスターとして戦うことになります。そのHPはボスであるジャコラとほぼ同等の4800で、ザコのなかでは圧倒的な攻撃力の高さを誇っています。

 しかも3回行動で全体攻撃の「はげしいたつまき」を撃ってくるうえ、マヒの効果を与える攻撃や呪文を遮断する「マホステ」なども使ってくるので、もはやザコモンスターと思うのが間違いです。アメジストワームと相対するときは、ボスのジャコラと同じくらい慎重に戦うことが要求されました。

 ボス戦はそれなりに準備や覚悟を決めて戦うことになりますが、色違いのザコモンスターの場合はプレイヤーも気を抜きがちです。とはいえ、舐めてかかると全滅させられる危険性すらあるので注意したいですね。