『ジャンプチ ヒーローズ』イベント「ジャンプチ大特集祭 鬼滅の刃 鬼殺隊見聞録」の記念キャラ「伊黒小芭内&甘露寺蜜璃」のビジュアル (C)JUMP 50th Anniversary (C)LINE Corporation (C)WonderPlanet Inc.

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「おばみつ」ファンを喜ばせた伊黒小芭内のプレゼント

 2023年の春アニメを盛り上げた『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』の第10話で、恋柱・甘露寺蜜璃の回想シーンが描かれました。そのなかには、蛇柱の伊黒小芭内が甘露寺へ「縞々の長い靴下(いわゆるニーソックス)」をプレゼントするシーンがありました。原作だと1コマだけの描写でしたが、アニメオリジナルのふたりの会話などもじっくり描かれ、話題となったようです。

 伊黒と甘露寺のカップルはふたりの名前をとって「おばみつ」と呼ばれており、かねてから人気でした。上記のシーンはおばみつファンにとっては、「すごく胸キュン」「伊黒さんの愛を感じる」と、アニメオリジナルの部分も大変喜ばれています。一方で、ネット上には「なぜニーソをプレゼントしたんだ?」「大正時代としては異例では」という疑問の声もありました。渡すタイミングが外食時の食後だったのも、「そこで?」と思ってしまった人もいたようです。

 回想シーンを振り返ってみましょう。伊黒は素っ気なく「これやる」と靴下を渡し、「絶対大事にするね!」と嬉しそうな甘露寺に対して「大事になんてしなくていい」「破れたら、また新しいのやる」と、答えていました。ファンが喜ぶのも納得のシーンでしたが、ニーソックスというプレゼントに対して、ネット上では「伊黒さんの趣味なのかな」「いきなりニーソプレゼントされたらちょっと引くかも」といった声も上がっていました。

 二ーソックスをプレゼントする理由については、「少しでも肌が隠れるように選んだのでは?」「蜜璃ちゃんの戦闘スタイルを考えたら、あまり肌を見せずに済むっていう優しさからでしょ」との声があります。甘露寺の隊服は胸があらわになっており、スカートも短く肌の露出が多いのが特徴です。これは鬼殺隊の事後処理部隊「隠」の縫製係・前田まさお(あだ名:ゲスメガネ)が、個人的趣味で甘露寺を騙して支給したものでした。

 甘露寺は柱になって柱合会議に参加した際に、蟲柱・胡蝶しのぶと会って、女子の隊服はすべて肌の露出の多いものと勘違いしていたことに気付き、自分の隊服を恥ずかしがっている場面もあります。伊黒は恥ずかしがる甘露寺を見て、優しさからなるべく肌が隠れるようニーソックスを選んだのかもしれません。

 またそれ以外にも、「隊服は決まってるから、アレンジ可能な身につけるものとして靴下は妥当なのでは?」「もう結構深い仲だったから普通に渡せたんじゃないか」「伊黒さんの性格と過去から考えたら、常識的なプレゼント分からなくてもしょうがないでしょ」などの意見もありました。

『鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録・弐』の柱同士が互いの印象を語るコーナー「柱相関言行録」では、伊黒と甘露寺は互いに対しハッキリと「好き」と言っています。プレゼントを渡す回想の時点で両想いだったかは不明ですが、「まだ付き合ってもないのにニーソ渡す不器用さがいいのよ」「伊黒さんクールに振舞いながらも心臓バクバクだったんじゃないか」「蜜璃ちゃんが素直に喜んでくれる子でよかった」と、「おばみつ」ならではの独特な恋愛シーンとして支持されているようです。